黒川山と鶏冠山を合わせて、通称「黒川鶏冠山」と呼ばれています。国道411号線柳沢峠からのスタート(落合からのスタートもあり)します。
なだらかな道と自然林の中を歩き、梅の木展望台では奥秩父の山々を眺めやがて、六本木峠に着きます。
カラマツ、ヒノキの植林が見られます。
林道を横切り、横手峠分岐では地図を広げ道標を確認して「鶏冠山」方面へ進み、これからしばらく坂道になり汗を流します。
木々の間から大菩薩嶺が右に見え、尾根に出合った左に登ると三角点があります。そこが「黒川山」ですが展望はありません。
左の道を進みますと見晴らしの良い岩場に出ます。
素晴らしい眺めに歓声をあげることでしょう。
大菩薩嶺から続く北面の尾根!富士山!南アルプス!甲府盆地!八ケ岳!奥秩父の山々等々
充分に満喫しましたら元の尾根出合まで戻り、全山岩山の鶏冠山へ充分に注意し登って下さい。
山頂は狭く、鶏冠神社の小さな祠があり、狭く切り立って谷は深いのでご注意下さい。
ここからの展望は、先ほどの黒川山の見晴らし岩と同様の眺めに再び歓声が上がることでしょう。
谷深いところは、その昔、黒川千軒といわれ大勢の人々が住んで、金を産出していた武田信玄の隠し金山でした。
武田軍の軍資金をここから産出した金で賄ったと言われています。
帰り道は、柳沢峠へUターン。落合に下る。六本木峠に戻り丸川
峠方面へのコースが考えられます。
黒川鶏冠山からの展望は特に秋が素晴らしいです。
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